本日 8/1(土)、関東ではようやく梅雨が開けましたが、昨日、ついに東京の新型コロナウイルスの1日の新感染数は最大の463名となりました。
今日は新型コロナウイルス関連の新しい英語のフレーズをご紹介させて下さい。
そのフレーズはCovidiotです。
これはコロナウイルスを表す「covid-19」(コビッド19)と「idiot」(馬鹿者)をかけた新しい言葉です。
アメリカでは出来たてほやほやの全く新しいフレーズです。
ご存知の通りコロナウイルスの感染拡大を防ぐために、周囲の人々とSocial Distanceを保ち、外ではマスクを必ずして、帰宅後は手洗いして、トイレットペーパーは必要数量だけを購入し、買い占めたりはしない等々高い意識が必要とされるようになりました。
ところが、自分の事ばかりを考えて日用品の買占めをしたり、相変わらずパーティーを行なったりして、コロナ禍で必要な意識が全く欠如してしまっている人がいます。
そんな人たちを表す言葉が「covidiot」であります。
アメリカには「コロナウイルスは知ったことか、俺は生きたい様に生きるんだ」と割り切っている方が大勢います。
一方、日本では真面目に政府の発表に従い、場合によっては”自粛警察”と呼ばれる、警察の代わりに取り締まりをする人までいます。
勿論、日本にも政府の方針と違う意見をいう人は大勢いますが、アメリカと比べたら日本には、まだまだ自己主張をしない物言わぬ民が多いのではないでしょうか。
Don’t be a covidiotは、何となく判るフレーズですね。
米国と日本の違いは、とてもよく理解できます。日本語の「自粛」は徐々に、「禁止」へ意味合いが変容してきた感があります。「お上に決めてもらう」カルチャーが
日本社会には根強いからです。
日本には、covidiotは少なく、逆に全体に合わせないような人には白い眼を向けがち。
言葉はまさに、文化を反映していますね。