#700 Blog !! トランプ大統領特集
本Blogで丁度700回目の投稿となりました‼️
今日は英語から離れて、11月5日に来日されたアメリカのトランプ大統領は何がユニークかをまとめてみました。
1. 公職に就いたことがない初めての大統領
俳優だったレーガン大統領がいるのではないかと言われる方もいるかもしれませんが、レーガン大統領は大統領になる前、カリフォルニア州知事をしていました。大統領に就任する前、公職に就いたことがない大統領は本当にトランプ大統領だけです。
2.就任時最高齢の大統領
トランプ大統領は就任時で歴代最高齢70歳7ヶ月の大統領です。第二位は第40代レーガン大統領で、就任時は69歳、退任時77歳でした。
ちなみに選挙で選ばれた最も若い大統領は第35代ケネディ大統領で就任時43歳でした。
3. 二回離婚、三回結婚した大統領
第40代レーガン大統領は一度の離婚歴があり過去に奥様が亡くなったあと再婚された大統領が二人、第10代ジョン・タイラー大統領、第28代ウッドロー・ウィルソン大統領がいますが、トランプ大統領は二回の離婚、三回の結婚をしている唯一の大統領です。
4. 外国人と結婚した大統領
トランプ大統領の最初の奥様メラニアさんはユーゴスラビア出身、三番目の奥様イウ ゙ァンナさんはチェコスロバキア出身の外国人です。外国人と結婚した経歴、そして今も元外国人の奥様を持つ唯一のアメリカ大統領です。
5. WASPではない大統領
WASPとはWhite Anglo Saxon Protestantの略で、白人、イギリスアングロサクソン族、宗教はプロテスタントを信仰している人々という意味で、アメリカでは主流派ですが、トランプ大統領は白人でプロテスタント信者ですが、イギリスアングロサクソン出身ではありません。トランプ大統領の父方の祖父はドイツ生まれのドイツ人です。但し、これはトランプ大統領だけでなく、アイルランド系のケネディ大統領、レーガン大統領、クリントン大統領、アフリカ系のオバマ大統領がいますのでトランプ大統領だけではありませんが、歴代の大統領の中ではWASPでない大統領は本当に少数派です。
アメリカではトランプ大統領は元俳優であったという経歴がユニークなレーガン大統領とよく比較されますが、レーガン大統領は歴代の大統領の中では高く評価されています。トランプ大統領は今は本当にいろんなことを言われていますが、レーガンを超える大統領になるのかもしれませんし、全く違うかもしれません。まだ誰も正確には予想できないと思います。
私はたまたま昨年11月8日にアメリカ大統領選挙の日に出張でアメリカにいましたが、現場で何人かに話しを聞くと、ニュースとは違い、トランプ支持者が意外に多かったのを記憶しています。
トランプ大統領は主流派出身の大統領でないのは明らかですが、こんな大統領は今まで全くいなかったので、今後どんな大統領となってゆくかを誰も予想できないというのが正直なところではないでしょうか。