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I washed my hands of it.
の意味は
「私はその手を洗いました」
ではなく
「私はそれに見切りをつけました」
別の日本語で言いますと
「私はそれから足を洗いました」
アメリカ人は足を洗う代わりに手を洗います。
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I washed my hands of it.
の意味は
「私はその手を洗いました」
ではなく
「私はそれに見切りをつけました」
別の日本語で言いますと
「私はそれから足を洗いました」
アメリカ人は足を洗う代わりに手を洗います。
John Denverの『Take Me Home, Country Roads』は皆さん必ず一度は聞いたことがあると思います。
私も時々繰り返し聞く名曲です。
ジブリの映画『耳をすませば』
でもテーマ曲になっていますよね。
これが原曲です。
youtu.be/IUmnTfsY3hI
曲の途中でJohn Denverが
I want to hear you now.
と言っていますが、これを自然な日本語に訳しますと
「さあ、皆さん一緒に歌って下さい」ですね
I wear two hats.
「私は1人2役をやっています」
又は
「私は2足のワラジを履いています」
私が昔会ったアメリカのベンチャー企業の方は皆、忙しく、1人2役、3役をこなしていました。
これは彼らの口からよく聞いたフレーズです。
アメリカでは2足のワラジを履く代わりに2つの帽子をかぶるのです
もっと色んなことをしている方はこう言ってぃました。
This is not the only job for me. I wear many hats.
「これだけが私の仕事ではなく、色んなことをしています」
アメリカのレストランに入ると必ず何度も聞くフレーズ Is everything OK ? あるいは
Everything OK ?
文字通りは「全て問題ございませんか?
料理の味はいかがですか?」
ですが、このフレーズには言外の意味があります。
それは「チップを忘れないで下さいね」です。
アメリカのレストランではチップは給仕担当者の重要な収入源なのです。
そして正しい返事はEverything is OKではなく
Perfect 「完璧」
Very good 「とても美味しいです」
私の著書 『世界基準のビジネス英語表現』
https://amzn.to/2HnCZXi
で詳しい事情を説明させて頂きました。ご一読頂けると嬉しいです。
ビジネス英語表現にも流行りがあると思います。
going forwardは文字通りは「前に進む」ですが、ビジネスの現場では「今後は」という意味で使われます。
これは皆さんが学校で学ぶ from now on と同じ意味ですが、ビジネスではfrom now onはあまり見なくなりました。
ほとんどgoing forwardです。響きも良いですね。
Let’s focus on this project going forward.
「今後はこのプロジェクトに集中してゆきましょう」
このフレーズgoing forwardは口頭でも書面でも使われてします。
又、文章の頭でも末尾でもgoing forwardは使われています。
Just so you know
「念の為言っておくけど」
相手が知らないであろう事をさらっと伝えたい時に使うフレーズです。
警告で使われることが多いです。
Do you want to tell him now ?
Just so you know, he is busy with other things.
「彼に今それを言うの?」
「言っておくけど彼は他の件で忙しいよ」
I second that. 「私も同意見です」
アメリカ人はあえて違う意見を言うことで存在感をアピールしたがる時がありますが、そんなアメリカ人が少しもったいぶって賛成する時の言い方です。
ちなみに3人目の人が同じ意見である時も I second that. I third that. ではないです。
別の英語で言いますと
I agree with you.
「賛成です」
I feel the same way.
「同感です」
も同じ意味です。
日本人はレストランへ行くと、「俺も同じものを頼むよ」と簡単に同じものを注文しますが、よく見ていると、アメリカ人は皆が美味しいと言っているのに、あえて違うものを選んだりするのを見てきました。
勿論、日本にもそういう方はいますが、恐らく違うことをする、違うものを選択することで存在感をアピールしたい人の比率はアメリカ人の方が圧倒的に多いと私は思っています。
レストランでの注文は些細なことかもしれません。
しかし、食事の場面だけでなく、色んな場面でのアメリカ人の行動を見ていると皆と同じで安心する日本人とそれに違和感を感じるアメリカ人との間には違いがあると私は思います。
ビジネスでは問題が発生した原因分析、解決案の検討は勿論、必要ですが、時には割り切りも必要ですね。
最近こんなやりとりがありました。
A: My apologies.
B: Don’t worry. That’s water under the bridge.
A:「すみません」
B: 「心配しないで。既に過ぎたことですよ」
ビジネス英語では野球由来のものが結構あります。
touch baseは文字通りは「野球のベースを触る」ですが、ビジネス会話では「連絡を取る」という意味で使われています。
電話での会話で非常によく使われる表現です。
アメリカの営業マンが馴染みのお客に電話する時、挨拶とご機嫌伺いをした後に必ず出てする表現です。
I’m just touching base with you to check if you had a chance to see my proposal.
「私の提案書をご覧になる機会があったかなと思い、ご連絡を差し上げています」
Don’t reinvent the wheel.
ビジネス会話でよく出てくるフレーズです。
私は最初聞いたとき、何故ここで車輪?と思いました。
文字通り訳しますと「車輪を再発明するな」ですが
「既に機能しているものをゼロから作り変えるな」
「無駄な仕事をつくるな」
「もっと効率的にやれ」
という意味です。
Don’t reinvent the wheel while it is working well.
「上手くいっている仕事をゼロから変えるのはやめましょうよ」