日本とフランスの歯の文化の違い

若い方はご存知ないかもしれませんが、昔レナウンのコマーシャルで採用され、日本でも大変人気のあったシルヴィー・ヴァルタンというフランスの歌手がいました。この写真の女性です。

外国では歯並びの悪い人は幼少期から歯の矯正をします。日本では八重歯 (英語ではDouble tooth, Vampire toothと言います)は可愛いと言われ高い評価を受けますが、海外ではドラキュラを連想させてしまう様です。

しかし、何故か八重歯同様、歯並びが悪いはずのすきっ歯 (英語ではEmpty tooth. A gap between teethと言います) だけは矯正されずにむしろ高く評価され、フランスの高級ブランドのシャネルの人気モデルがすきっ歯だったりします。

ご覧の通り、シルヴィー・ヴァルタンもすきっ歯でした。

フランスだけでなく、アメリカでもマドンナ、アーノルド・シュワルツェネッカーを始めとして人気女優、人気男優にすきっ歯がいますが、何故か矯正しません。

どうしてでしょうか?

フランス語ですきっ歯はDents du bonheur (ダン ドゥ ボヌール 幸運の歯)などと呼ばれ、歯の隙間から幸運が入ってくると言われ非常に肯定的に捉えられているからだそうです。そして、フランス以外アメリカでも高く評価されています。

その由来は、ナポレオン戦争の時代までさかのぼります。兵隊は銃を両手で持ったまま、火薬を補充する紙袋を前歯で上手く切らねばならず、すきっ歯の人間はそれに適さないとして除隊になり戦場にいくことを免れたことがあったそうです。

日本の八重歯、フランスのすきっ歯、いずれもその国独自の美意識の現れですが、どうもインターナショナルにはすきっ歯の方が八重歯よりもずっと高い評価を得ているようです。

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Story of rice お米の話

4月はビジネスで役に立つ英語のフレーズのご紹介から少し離れて、アメリカ大統領選挙の話から始まり、カナダの話、昨日は大きな話題になった石油価格の話、石油の量の単位の話をさせて頂きましたが、脱線したままですみませんが、今日はお米とお米の単位の話をさせて頂きます。

今世界中はコロナ騒ぎで日本も海外との人の交流は実質ストップし、江戸時代の鎖国の様な状況になっていますね。

ところで、江戸時代といえば、江戸時代の大名は何万石という石数で比べられていましたが、皆さん1石という単位がどういう単位であったかについて考えたことはあるでしょうか?

実は1石には深い意味があります。

米1合150gがだいたい大人の1食分で、現代人はパンやパスタも食べますので3食ご飯は食べませんが、江戸時代の人は1日で3食べていましたから、江戸時代に1年間に大人が食べる米の量は3×365=1095合、1石は1,000合でした。

つまり、1石は大人1人が一年間に食べるお米の量であったのです。

加賀100万石といわれていますが、これは加賀藩には100万人を1年間食べさせていけるお米の生産力、経済力があったということであります。

又、1石とは1反(タン)という面積でもあります。1反とはどんな広さだと思いますか?

一年間に一期作で一石の米を収穫出来る田んぼの面積が一反です。

その300分の1, おおよそ大人が1日に食べるお米の量を収穫出来る面積が1坪です。

換算しますと、1反 = 300坪 = 600畳 = 10アール = 約1000平方メートルです。

現代ではお米の面積あたり収穫量は3.5倍に増え、一方、日本人のお米の消費量は約半分まで減りましたが、江戸時代では1石=大人1人が1年間に食べるお米の量=それを作れる面積が1反だった訳です。

ちなみに写真にございます米俵1俵の重さは60kgで1石は150kgなので、1石は米俵2.5個となります。

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Oil price turned nagative ?

Oil price turned negative for the first time in history ?

4月20日に石油の5月渡し価格が初めて1バレルマイナス37.63ドルになったということで大騒ぎになりました。この意味するところは保管コストの負担を避けたい生産者が損失覚悟で買い手にお金を支払い引き取ってもらうという異例の事態です。

こんなことはかつて起きたことがありません。

勿論、原因はコロナウイルスの影響で飛行機が飛ばなくなり、自動車で移動する人も大幅に減ったことであります。

翌日の4月21日には1バレル10ドルまで戻し一時的なことかもしれませんが、コロナウイルスの影響が続けばどうなってしまうのでしょうか?

ところで皆さん、石油の量をはかるバレルは42ガロン、159リットルですが、何故この量になったか、ご存知でしょうか?

昔、アメリカのペンシルバニア油田では、原油を樽に詰めて運搬していたので原油の単位を樽で数えていたのがその名残のようです。

1バレルとはこの写真にありますお腹の膨らんだ一般的な酒樽1つ分の量です。

もともと、1バレルは50ガロンだったそうですが、運んでいるうちにもれたり揮発したりして、最終的には1バレルは42ガロンとなりました。

米国では1ガロン3.785リットルですので、1バレルは

3.785 x 42 = 159 リットルとなります。

それではガロンという単位はどこからきたのでしょうか?

ガロンという単位はもともと、19世紀にイギリスで10 ポンドの水の体積として定義されたそうです。その後アメリカで直径7インチ、高さ 6 インチの円柱の体積(約 230.907 060 039 立方インチ)と定義されました。

ガソリンは水より軽くて、比重は0.75なので1バレルのガソリンは約120kgとなります。

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Hallelujah ハレルヤ

Hallelujah ハレルヤとはヘブライ語で神を讃える言葉ですが、何か問題があり、それが解決した時、ホットした時、つい出る言葉です。

以前、搭乗した飛行機の出発が遅れて、どうなるのかをずっと心配していました。

しばらくして機長から、飛ぶ立つことが出来る様になりましたとのアナウンスを聞いて、隣に座っていたおじさんの口からこの言葉が出ました。

Hallelujah ハレルヤ

“やった! ありがとうございます。神に感謝します”

この言葉は心からの感謝の気持ちを表す言葉です。

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カナダの強みは多様性 Canada’s strength is diversity

現在、カナダの首相は2015年に第29代首相となったジャスティン-トルドー氏です。ご存知の方もいるかもいるかもしれませんが同氏の父親は第20代と22代カナダ首相であったピエール-トルドー氏です。ピエール-トルドー氏はフランス系カナダ人ですからその息子のジャスティンも当然フランス系ということになります。

1994年に実施されましたケベック州の国民投票でケベック州独立は否決されましたが、ケベック州にはまだ沢山の独立派がいます。ピエール-トルドー首相はケベック独立には反対し、カナダを一つにまとめてきました。これは息子のジャスティンにも受け継がれています。

世界ではイギリスのスコットランド、スペインのカタルーニャ等、民族独立の動きが活発化しています。

カナダではイギリス系に次ぎフランス系の人口が大きくケベック州が独立してしまうとカナダという国が成立しなくなってしまいますので、ケベック州はこれからもカナダのケベック州であり続けると思います。

フランス系の首相を出すことでカナダは良いバランスが取れています。

2017年1月29日にトルドー首相はこんなメッセージをtwitterで発信しています。

To those fleeing persecution, terror & war, Canadians will welcome you, regardless of your faith. Diversity is our strength.

迫害やテロ、戦争から逃れてきた人々へ、カナダ国民はあなたを歓迎します。あなたの信条や信仰にかかわらず。多様性は私たちの強みです。

カナダの強みは多様性を重視すること、そしてその最初はイギリス人とフランス人の共存から始まったのだと思います。

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カナダ人歌手

今日はカナダ人歌手を、何人かご紹介します。まず女性歌手で一番有名なのはCeline Dion セリン・ディオンのことは皆さんよくご存知ですね。

最近では若いAvril Lavigneアルビル・ラビンの方も有名です。男性ではダントツで、Justin Bieber ジャステン・ビーバーですが、彼はアメリカ人だと思っている方も多いのではないでしょうか?

それから私が好きなカナダ出身のカントリーシンガー、Rankin FamilyランキンファミリーとShania Twainシャナイア・ツゥエインです。

Rankin Familyは日本では余り知られていないと思いますが、カナダのノバスコシア州出身の5人の兄弟姉妹です。

Shania Twainはご存知の方も多いと思いますがアメリカで大成功して、今ではアメリカ人と思われている方も多いのではないでしょうか?

Rankin Familyは1993年にこの写真にあるNorth Countryというアルバムを出しました。このアルバムを聞いてから私はずっとRankin Familyのファンです。特にBorders and timeとWe rise againという曲が素晴らしいです。一度聞いてみて下さい。AmazonでこのアルバムのCDを買いましたが、いまでも毎週聞いています。Google検索で出てきますので、良かったら聞いてみて下さい。

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Queen Elizabeth II Speech

コロナウイルスに打ち勝つ為にエリザベス女王が4月5日に行ったスピーチ原稿全文を掲載させていただきます。素晴らしいスピーチだと思います。

“I am speaking to you at what I know is an increasingly challenging time.

A time of disruption in the life of our country: a disruption that has brought grief to some, financial difficulties to many, and enormous changes to the daily lives of us all.

I want to thank everyone on the NHS front line, as well as care workers and those carrying out essential roles, who selflessly continue their day-to-day duties outside the home in support of us all.

I am sure the nation will join me in assuring you that what you do is appreciated and every hour of your hard work brings us closer to a return to more normal times.

I also want to thank those of you who are staying at home, thereby helping to protect the vulnerable and sparing many families the pain already felt by those who have lost loved ones.

Together we are tackling this disease, and I want to reassure you that if we remain united and resolute, then we will overcome it.

I hope in the years to come everyone will be able to take pride in how they responded to this challenge.

And those who come after us will say the Britons of this generation were as strong as any.

That the attributes of self-discipline, of quiet good-humoured resolve and of fellow-feeling still characterise this country.

The pride in who we are is not a part of our past, it defines our present and our future.

The moments when the United Kingdom has come together to applaud its care and essential workers will be remembered as an expression of our national spirit; and its symbol will be the rainbows drawn by children.

Across the Commonwealth and around the world, we have seen heart-warming stories of people coming together to help others, be it through delivering food parcels and medicines, checking on neighbours, or converting businesses to help the relief effort.

And though self-isolating may at times be hard, many people of all faiths, and of none, are discovering that it presents an opportunity to slow down, pause and reflect, in prayer or meditation.

It reminds me of the very first broadcast I made, in 1940, helped by my sister. We, as children, spoke from here at Windsor to children who had been evacuated from their homes and sent away for their own safety.

Today, once again, many will feel a painful sense of separation from their loved ones. But now, as then, we know, deep down, that it is the right thing to do.

While we have faced challenges before, this one is different. This time we join with all nations across the globe in a common endeavour, using the great advances of science and our instinctive compassion to heal.

We will succeed – and that success will belong to every one of us. We should take comfort that while we may have more still to endure, better days will return: we will be with our friends again; we will be with our families again; we will meet again.

But for now, I send my thanks and warmest good wishes to you all.”

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トランプ大統領

アメリカのトランプ大統領は現在再選に向けて選挙活動中ですが、この大統領がいかにユニークな大統領であるかを以前まとめましたが、改めて記事を編集して再掲させて頂きます。
1. 公職に就いたことがない初めての大統領
俳優だったレーガン大統領がいるのではないかと言われる方もいるかもしれませんが、レーガン大統領は大統領になる前、カリフォルニア州知事をしていました。大統領に就任する前、公職に就いたことがない大統領は本当にトランプ大統領だけです。
2.就任時最高齢の大統領
トランプ大統領は就任時で歴代最高齢70歳7ヶ月の大統領です。第二位は第40代レーガン大統領で、就任時は69歳、退任時77歳でした。
ちなみに選挙で選ばれた最も若い大統領は第35代ケネディ大統領で就任時43歳でした。

今回、民主党のバイデン氏と大統領選を戦うことになりますがバイデン氏も77ですからどちらが大統領になっても大統領就任時の最高齢更新となります。

3. 二回離婚、三回結婚した大統領

第40代レーガン大統領は一度の離婚歴があり過去に奥様が亡くなったあと再婚された大統領が二人、10代ジョン・タイラー大統領、第28代ウッドロー・ウィルソン大統領がいますが、トランプ大統領は二回の離婚、三回の結婚をしている唯一の大統領です。
4. 外国人と結婚した大統領
トランプ大統領の最初の奥様メラニアさんはユーゴスラビア出身、三番目の奥様イウ ゙ァンナさんはチェコスロバキア出身の外国人です。外国人と結婚した経歴、そして今も元外国人の奥様を持つ唯一のアメリカ大統領です。
5. WASPではない大統領
WASPとはWhite Anglo Saxon Protestantの略で、白人、イギリスアングロサクソン族、宗教はプロテスタントを信仰している人々という意味で、アメリカでは主流派ですが、トランプ大統領は白人でプロテスタント信者ですが、イギリスアングロサクソン出身ではありません。トランプ大統領の父方の祖父はドイツ生まれのドイツ人です。但し、これはトランプ大統領だけでなく、アイルランド系のケネディ大統領、レーガン大統領、クリントン大統領、アフリカ系のオバマ大統領がいますのでトランプ大統領だけではありませんが、歴代の大統領の中ではWASPでない大統領は本当に少数派です。

6. 弾劾裁判で無罪となった3人目の大統領

トランプ大統領の前に弾劾裁判受けた大統領は過去に二人いました。一人目は1868年アンドリュー・ジョンソン大統領、二人目は1998年、皆さんもよくご存知のクリントン大統領です。二人とも弾劾裁判で無罪となりました。トランプ大統領も無罪を勝ち取り、トランプ大統領は弾劾裁判を生き抜き抜いた3人目の大統領となりました。実はもう一人、弾劾裁判を受けそうになった大統領がいます。ニクソン大統領です。ニクソン大統領は弾劾される前に辞任しました。辞任した大統領はニクソン大統領以外過去に一人もいません。

アメリカではトランプ大統領は元俳優であったという経歴がユニークなレーガン大統領とよく比較されますが、レーガン大統領は歴代の大統領の中では高く評価されています。
トランプ大統領は今は本当にいろんなことを言われていますが、レーガンを超える大統領になるかもしれませんし、全く違うことになるかもしれません。
私は3年半前の11月8日のアメリカ大統領選挙の日にたまたま出張でアメリカにいました。現場で何人かに話しを聞くと、ニュースとは違い、トランプ支持者が意外に多かったのを記憶しています。
トランプ大統領は主流派出身の大統領でないのは明らかです。こんな大統領は今まで全くいなかったというのは事実であります。

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アメリカ大統領選挙の選挙人Electorとは

アメリカ大統領選挙の報道が既に始まっていますが、11月3日が選挙日なのに何故こんなに報道されるのでしょうか?

アメリカの大統領選挙は、まず候補者選びのための予備選挙と、候補者同士による本選挙の2本立てになっている為です。

本選挙の期間が約2カ月なのに対して、予備選挙は78カ月もかかります。

共和党の候補と民主党の候補が決まると各候補は選挙人Electorの人数でアメリカ大統領が選ばれますが、選挙人Electorとは何でしょうか?

選挙人Electorは10年に一度行われる国勢調査に基づき決められる各州ごとの代表者のことで、各州の選挙で勝った候補者がその州の選挙人数を総取りできます。カリフォルニア州(55)、テキサス州(38)、フロリダ州(29)、ニューヨーク州(29)は選挙人の数が大きい四大州ですが、ここをとるかどうかがが大統領選挙の勝敗を決めることになりますが、特定の州や地域だけを重視していては十分な数の選挙人票を得られないため、大統領候補は全米各地を回り、各州の有権者の関心事を知り、対処する必要があります。

この写真の各州の数字は各州の選挙人数を示しています。

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It was nice knowing youの本当の意味

It was nice knowing youは

“あなたと会えて良かったです”

と訳しますが

“あなたとお目にかかるのはこれが最後になるかもしれませんね”

という言外の意味があります。

10年以上の前の話ですが、私は日本から出張し、現地人スタッフと共にアメリカの重要なお客様の一社との打ち合わせに参加し、そのお客様から非常に厳しいことを言われたことがあります。

打ち合わせの後、昔から付き合いの長い現地人スタッフが落ち込んだ様子で、私と別れる際にこの言葉が出ました。

It was nice knowing you.

その表情からこの商談が上手くゆかないと自分は職を失うかもしれない。あなたと会うのはこれが最後になるかもしれないと言わんとしている様でした。

半分冗談で言っていたのかもしれませんが半分本気で言っている様子でしたので、私は

No, don’t say that. We’ll come back to this customer with you. So I will see you again.

そんなことを言うなよ。僕らは又、この客と会う。だから僕は又、君と会うことになる。

と励ましました。

さっきまで落ち込んでいた彼の顔に少しだけ笑顔が戻りました。

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