Difficult
Difficultは大きな誤解を招く単語です。以前のブログでも書きましたが、重要なことなので改めて編集してアップすることにします。
日本人はよくNoという代わりに難しい顔をして、顔を横に傾けてIt’s difficultとよく言ってしまいますが、これは英語を母国語にしている人に誤解を与える場合があります。
日本人はDifficultを実現可能性が50%よりはるかに下、ほぼゼロに近いときに使いますが、英語を母国語にしている人たちは逆に
解決すべき課題はあるが、それを解決できれば実現できること
と前向きに考えます。
私がカナダ人の同僚にIt’s diffocultと言ってしばらく放置しておいたら、その後どうなったかというので、できないと伝えたところ、それなら何故、最初にDifficultと言ったのかと問い詰められました。
そこで私はわかったのです。できないとわかっていたら、最初からNoといったほうがよいということが。
私はどう転んでもできないことが最初からはっきりしている時は最初からNoを言うことにしました。
それからは変な誤解を与えずに済み、かえって仕事もはかどりました。
この同僚いわく、日本の会社に長く勤務しているが、日本人のいうDifficultの意味がNoであることがわかるのに8年かかったと言っていました。
よく8年も辛抱してくれたものだと思います。