Difficult

Difficult
Difficultは大きな誤解を招く単語です。以前のブログでも書きましたが、重要なことなので改めて編集してアップすることにします。
日本人はよくNoという代わりに難しい顔をして、顔を横に傾けてIt’s difficultとよく言ってしまいますが、これは英語を母国語にしている人に誤解を与える場合があります。
日本人はDifficultを実現可能性が50%よりはるかに下、ほぼゼロに近いときに使いますが、英語を母国語にしている人たちは逆に
 
解決すべき課題はあるが、それを解決できれば実現できること
と前向きに考えます。
私がカナダ人の同僚にIt’s diffocultと言ってしばらく放置しておいたら、その後どうなったかというので、できないと伝えたところ、それなら何故、最初にDifficultと言ったのかと問い詰められました。
そこで私はわかったのです。できないとわかっていたら、最初からNoといったほうがよいということが。
私はどう転んでもできないことが最初からはっきりしている時は最初からNoを言うことにしました。
それからは変な誤解を与えずに済み、かえって仕事もはかどりました。
この同僚いわく、日本の会社に長く勤務しているが、日本人のいうDifficultの意味がNoであることがわかるのに8年かかったと言っていました。
よく8年も辛抱してくれたものだと思います。
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I got it とYou got it 2つのエピソード

I got it とYou got it 2つのエピソード
 I got it は分かりましたという意味ですが、こんな意味もあります。
飛行機が目的地に到着し、重たい荷物を女性が上の荷物入れから取り出そうとしている状況を想像してみて下さい。
何度もこんなシーンを見かけましたが、こんな時、横にいるアメリカ人男性は I got it と言って手伝います。
ここでI got it は過去形ですが
“私が取ります”
と言う意味です。
私もこれを常に実践しようとしていますが、なかなかさらっとはできません。
You got it
アメリカでTaxiに乗ってドライバーへ行く先を伝えるとドライバーは I got it ではなく
You got it 
と言います。
私はしばらく 何故、I got it ではなく、You got it なのか? と疑問に思っていました。
ある時、アメリカ人と雑談をしていて、その謎が解けました。
You got it の意味は”わかりました”ではなく、
(貴方の依頼を) 承知しました
であったのです。つまり、何か依頼を受けて、それを承知した時、You got itと言うのです。

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meet, meet with, see の違い

meet, meet with, see の違い
 
 
皆さん何気なく使っている英語のmeet, meet with, see ですが、これらの英語はいずれも会うと日本語に訳されます。
しかし、意味に微妙な違いがあることをご存知でしょうか?
 
meetは初めて人と会う時に使います。
 
seeは既に会ったことのある人と再会する時に使います。
 
meet withはビジネスでよく使われる表現で、何か目的を持って人と初めて会う時に使います。
 
例えば
I met my wife 10 years ago. と書くと
私は10年前に妻と出会いました。自然な文章です。
 
しかし
 
I met with my wife 10 years ago. と書くと
私は10年前に何か目的を持って?妻と出会いました。不自然な文章になります。
 
I saw my wife 10 years ago. と書くと
 
私は10年前に妻と再会?しました。これも不自然な文章です。
 

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Usual suspects

Usual suspects
Usual suspectsとは文字通りは”いつもの容疑者”ですが
いつものメンバー
皆がよく知っている会社
という意味です。
これはアメリカのビジネスマンが非常によく使うフレーズです。
実はこの語源は1995年にリリースされたアメリカ映画”The Usual Suspects 容疑者たち”だそうです。
Competitors with this tender are company A, B, C, usual suspects.
この入札における競合会社はA社、B社、C社、いつもの常連です。
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You can say that again

You can say that again
You can say that again とは文字通りは”あなたはそれをもう一度言ってもよい”ですが
その意味は相手の言っていることに完全に合意していること
“本当にそうだね、そうだよね”
という意味のフレーズです。
What do you think about this idea ?
この案どうかな?
You can say that again.
全く同感だよ。
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Way to go !

Way to go !
Way to go ! 文字通りは行く道ですが、これは決まったフレーズで
“よくやった!”
という意味です。
別の英語なら”Good job !”
Way to go ! We are proud of you.
よくやった! わたしたちは誇らしいわ
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Not quite

Not quite
Not quite これははっきりNoと言いたくない時に使える便利なフレーズで
“そうでもない、それほどではない”
という意味です。Not quiteだけでひとつのフレーズです。
Do you like this type of food ?
あなたはこのような食べ物はお好きですか?
Not quite
それほど好きではありません。
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I will try. I tried

I will try. I tried.
 
 
I will try. I tried. 
それぞれ
やってみます。やってみました。と皆さん学校で学び、その意味で使っていると思いますが、実はもっと深い意味があります。
 
日本人は頑張りますという意味でI will tryを当たり前に使っていますが、これは大きな誤解をまねく場合があります。
これは私の知っている大手商社の方が日本メーカーの技術者をアメリカのお客様のところへ連れていったときに起きた本当の話です。

お客との打ち合わせの席でこれを翌月までに作ってもってきて欲しいと強く要求されたそうです。それに対してこの技術者は I will tryと答えたそうです。
 
ところが、それを聞いたお客は急に怒り出し、収拾がつかなくなってしまったそうです。この技術者は何が起きたかまったくわからず困ってしまいました。
 
何がいけなかったのでしょうか?日本人の使うTryの意味と英語を母国語にしている人のTryの意味の間には大きな認識の違いがあったのです。
 
日本人はTryを50%以上の確率でできることと思いますが、英語を母国語にしている人はTryを50%以下の確率でできること、場合によってはほとんど実現可能性のないときにこのTryを使います。
 
又、I triedもやってみましたと訳すと実は足りない場合があります。
 
I triedにはやってみたが、上手くいきませんでした。わかって下さいよ
 
という意味で使われることがあります。相手の表情を見て下さい。本当に申し訳なさそうな顔をしています。
そんな相手に対し、それで結果はどうだった?と聞くのは不適切です。場合によっては何故わからないのか?という顔をされるかもしれません。
 
今日御紹介しました内容は実は”TRYの本当の意味”というタイトルで昨年5月に私が最初に書いたブログの再編集版です。
1年半かかりましたが、今回のブログが1500回目のブログとなりました。
 
これからも色々と英語のフレーズとその本当の意味をご紹介してまいりますので、どうぞ宜しくお願致します。
 

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Just a thought

Just a thought
Just a thought, あるいはIt’s just a thought
これはある意見を言った後にさらっと添えるフレーズで
“ふと思ったんだけど、ふと思っただけです”
という意味です。
言いにくい意見をさらっという時にこのフレーズを後に添えるとソフトに相手に伝えることができます。
又、自分でも確信が持てない思いつきの意見を言う時にも使えます。
How about doing this the other way around. Just a thought.
逆の方法でやってみたらどうでしょう。思いつきの意見ですが。
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It’s now or never 今でしょ !

It’s now or never
It’s now or never これは決まったフレーズで
“今こそ好機”
流行りの言葉なら“今でしょ!”
という意味です。
Let’s get stated. It’s now or never.
さあ、始めよう。今こそ好機です。
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