アフガニスタンから米軍が撤退を始めましたが、その光景をニュースで見ていて米軍のベトナム撤退の光景を思わず思い出しました。
アフガニスタンは実はソ連とアメリカに長く翻弄されてきました。
1979年にソ連がアフガニスタンへ軍事侵攻。
1980年に西側諸国はモスクワオリンピックをボイコット。
1982年には国連は外国軍の撤退を要求する決議を採択。
1989年ソ連軍撤退後、アフガニスタン紛争勃発。
1996年にタリバン政権成立、その後も内戦は継続。
2001年アメリカ同時多発テロでタリバンが首謀者のビンラディンを匿ったということでアメリカが軍事介入。その後、20年間アメリカ軍はアフガニスタンに駐留。
今年8月、アメリカはアフガニスタンからの撤退開始。
アメリカはベトナム戦争の時にベトナムからの難民を受け入れましたが今回はアフガニスタンからの難民を受け入れるのでしょうか。
この写真を見ているとソ連とアメリカに翻弄されてきたアフガニスタンの人々の苦難の歴史を思わずにはいられません。
これはアジアではベトナムでも起きたことであると思います。