カナダ特集 Part 3 – カナダの時差

カナダ国内の時差は何時間でしょうか? 

アメリカとカナダでは日本と違い、国内に時差があります。アメリカには東部時間、中部時間、山岳部時間、太平洋時間の四つに加えて、アラスカ、ハワイ-アリューシャンはら時間があることは皆さんご存知の方も多いかと思います。 

ところで、カナダでは更に東に二つのTime Zoneがあることをご存知でしょうか?

カナダには東部時間より更に1時間早いノバスコシア州の大西洋時間更にそこから30分だけ早いニューファンドランド州時間があります。

したがってカナダの東の端と西の端には4.5時間の時差があります。

何故、ニューファウンドランド州は大西洋時間から0.5時間早く、東部時間から1.5時間早いという妙な刻んだ時間帯なのでしょうか? 

実は、この時間帯はかつてニューファンドランドがイギリス植民地であった頃の名残です。

1963年に州政府が他の大西洋諸州と同じ時間帯に移行する計画を立てましたが、住民からの強い反対があり断念したそうです。 

ニューファンドランド島、及びラブラドール地域はカナダでは最も若い領土です。

1949年までニューファンドランドはイギリス植民地で、独立国のように振る舞っていました。

この年、ケベック州の様に、住民投票が実施され、賛成50.50%、反対49.50%の僅差でカナダ加入が決まったそうです。

こういう経緯があり、この地に住む人々は独立心があり、大西洋時間から0.5時間早く、東部時間から1.5時間早いという時間帯にこだわっている様です。

カナダの島といえば日本人に一番馴染みがあるのは赤毛のアンのプリンスエドワード島ですね。

わたしは90年代にカナダに6年間住んでおりましたので、カナダ10州全てを訪問しましたが、一番東に位置するニューファンドランド島は日本では余り知られていませんが、カナダ最東端の島でカナダの手付かずの自然が見れる非常に美しい島です。

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