今年4月にコロナウイルスによる非常事態宣言がでて日常生活は本当に変わりました。
最近の海外のニュースを見ているとNew Normalという言葉がよく出てきます。
ニューノーマルとはどういう意味でしょうか?
もともとニューノーマルは、2000年初頭の IT バブル後、また 2007年の金融危機の際に取り上げられた言葉でした。
構造的な変化による「新たな常識・常態」を意味します。
コロナウイルスにより今起きている一連の出来事はまさにニューノーマルといえます。
それは物理空間の著しい制約にあります。
ITバブルや金融危機はヒト、モノ、カネの内、カネの動きが止まってしまいましたが今回はヒト、モノ、カナ全てが停滞しています。
出張は禁止となり、日時業務もテレワークとなり、会議は全て電話会議で行う様になりました。
日常のやり取りも変わりました。今まではメッセージの最後に書いていた言葉も
Best Regards
から
Stay Safe
に変わりました。
電話会議は最初にお互いの無事を確認し、最後は相手の健康を気遣う言葉で終わります。
前のブログでご紹介しました4月5日にイギリスのエリザベス女王が行ったスピーチを生で聞かれた方もいると思います。
最後のフレーズはとても元気の出る言葉ですので改めて御紹介させて頂きます。
We will succeed – and that success will belong to every one of us.
We should take comfort that while we may have more still to endure, better days will return:
we will be with our friends again; we will be with our families again; we will meet again.
皆さん、開けない夜はないです。もう少しの辛抱です。頑張りましよう。
New normalは、相手には強制しないかたちで前向きに用いるには良い表現ですね!